数教育


 抽象的な数を教具という具体物を通すことで
 実際に目で見て、さわって確かめる。


 幼児期は『感覚の敏感期』
 この感覚的把握の助けを借りて少しずつ具体物を減らすことで
 抽象への過程を助ける。


   ①数量の紹介(子どもが実際にその数量を感覚的に把握)
   ②シンボルが紹介される
   ③両者を一致させる


 この①②③の3段階のステップを必ず踏むことによって
 シンボルだけでは漠然とわかったような気がしていたところから
 確信を持ってわかったと実感できるようになる。

 
 
                  「おかあさんのモンテッソーリ」野村 緑著より