感覚教育
本日、チビ介の通う幼稚園で、
保護者を対象にしたお話会がありました。
テーマは【モンテッソーリの感覚教育のねらいと教具の特徴】です。
感覚教育の代表的な教具の一つ、
『はめ込み円柱』を取り上げお話されました。
《自分用の簡単なまとめ》
●感覚の敏感期・・・3歳〜6歳の間に五感が著しく発達する特別な時期
知的活動をするためには、概念形成がなされていなければならない。
この形成に至るためには、一連の感覚運動により、知覚することから始める。
視覚・触覚・聴覚・味覚・嗅覚の五感にわけて
それぞれの刺激を合理的に組織的に導くような教具を使うことにより
感覚をより敏感にする。
誕生から3歳までに無意識に吸収し貯えた感覚的印象を
2歳半から3歳ごろになって、今までの印象を分類し、整理づけ、秩序立てる。
感覚教具を使うことにより、整理づけができ、概念を形成できる。
●はめ込み円柱
10個の円柱のおおきさを目でよく見て、比べて、一個を選び、穴にはめ込む。
まちがえて別の穴にいれたりすると、穴に入らなかったり、
入ってもぴったりでなかったりして子供に正しい穴でない事を、
教具自身が教えてくれるように工夫されている。
子供は、間違いを指摘されなくても自分で自分の間違いに気付き、自ら訂正し
何回でも満足するまで繰り返すことができる。
直接的ねらい・・・視覚による寸法の違いを見分ける
間接的ねらい・・・鉛筆を持って字を書くための3指を準備すること
言語や数の分野への準備