やっぱりお手伝いが好き

　　チビスケの服は、彼が自分で出し入れしやすいように
　　ベビータンスの下２段を使用している。　
　　一番下が下着類・下から２段目に洋服が入れてある。

　　　　　　朝起きると自分でパジャマを脱ぎ・・・
　　　　　　夜用オシメを脱ぎ飛ばし・・・（たまに飛んでくる）
　　　　　　行きたけりゃトイレに行き・・・
　　　　　　自分でパンツをはき・・・
　　　　　　自分でシャツを着・・・
　　　　　　自分でズボンをはいて・・・
　　　　　　自分でパジャマをたたみ・・・　

　　　　　　昼用チビスケの完成！！

　　ちょっと前まではこんな風に
　　と〜〜〜ってもお兄さんチックなチビスケだったのだが・・・・。

　　最近はちと違う。

　　チビスケが着替え時に必ず言うことがある。

　　　　それは・・・

　　　　　　　「かっこいい服がいいぃーーーっ！！
　　　　　　ぜ〜〜んぜん、かっこいくないの
　　　　　　ばっかしやんっ！！」

　　パンツ一丁のまんま
　　お着替えボイコット！！

　　今までお気に入りだった服は
　　全て気に入らないらしく
　　どれを出してもイヤイヤばかり。

　　その打開策として、昨日までは・・・

　　　　　　・あっ！お母さんの目がおかしくなった！（寄り目にする）
　　　　　　・このズボンかっこええわぁ〜。
　　　　　　　チビスケが着たらもっとかっこよくなるで！
　　　　　　・せやっ！金魚に餌やらんなん。
　　　　　　　金魚待ってるわ。はよ着て行ったらんなん！

　　　
　　この程度の気をそらす会話で何とかなっていたのだが・・・。

　　今日は、かっこいい服を買ってくれときた！
　　そして、何を言ってもダメ。
　　今すぐ買いに行って欲しいなんて言い出す始末。

　　何！？
　　今すぐ買いに行けとな？
　　チビスケの服を買うのにいったいいくらかかる？
　　セールでもない限り、安くても１０００円。

　　私は言う。
　　　　　　「チビスケの服を買おうと思ったらお金が要るねんで。
　　　　　　　１０円玉１００個。
　　　　　　　１００個ってのはこれと同じ数やで。」
　

　
　　と１００玉そろばんの登場！！

　　　　　　　私　　「チビスケは１０円玉これだけ持ってるか？
　　　　　　　　　　　カッコイイ服が欲しいんやったら
　　　　　　　　　　　１０円玉１００個と交換せなあかんねん。
　　　　　　　　　　　チビスケ持ってるか？」
　　

　　　　　チビスケ　「無い。。。」

　　　　　　　私　　「ほな買われへんわ。」

　　　　　チビスケ　「じゃあ、ママが買ってよ。」

　　アホかっ！
　　沢山あるのに買ってなんかやるもんか！
　　嫌ならそのまま裸の王様でいるがいい。
　　と内心ムカムカ、顔は引きつり
　　やや笑顔で突き放す。

　　　　　　私　　「お母さんは、チビスケの服はカッコイイのがいっぱいあるから
　　　　　　　　　　買う必要ないと思う。だから買わない。」

　 精一杯穏やかに話す。

　　暫らく、裸の王様は号泣。。。

　　少し泣きおさまったところで・・・
　　抱っこしながら・・・

　　　　　　　　私　　「今日の水撒きジョウロウでするか？
　　　　　　　　　　　　お母さんの大きいジョウロウ使う？」
　

　　　　　　チビスケ　「するするっ♪」

　　目はキラキラ輝き
　　さっさと服を出し、着替えてしまった。。。

　　　　　へっ？？？

　　　　　　　　今までの駄々っ子君は

　　　　　　　　　　　　　ど・こ・へ？？？
　　　　

　　あまりの変わり身の早さに唖然。。。
　　初めっから、この手を使えばよかったぁ。。。

　　やっぱり子供はお手伝いが大好きらしい。。。

　　
　　　自分で水を入れ・・・

　　
　　　水をやる。

沢山入れると重いからと量を減らし、
何度も何度も往復していたチビスケ。

小さいながらも
色々考えてるんやなぁ。。。

小学校３年生位になったら
お手伝いにお小遣いつけてあげるね。
そしたらそれで、自分の好きな物買っていいからさっ。。。

　　　チビスケ　　「はやく小学校行きたいなぁ。。。」