幼稚園見学

kayuk2006-05-15


 
 私の住む市には通える私立幼稚園は無い。
 まして、モンテッソーリ幼稚園なんて無い。
 いろいろ調べて隣の市にあることがわかり
 以前から見学に行きたいと思っていた。
 少人数制で家庭的。
 先生は園長先生を含め3人。


 初めての場所だったが、幼稚園なんだから
 すぐにわかるだろうと思っていた。
 でも、わからない。
 確かに地図の通りに来たのだが・・・。
 
  
 しばらくすると
 『かごめかごめ』を歌う子供達の声が聞こえてきた。
 それでようやく場所がわかった。


 ちょうど外遊びの時間で子供達が外に出たとこらしく
 園庭に先生らしき人が何人かいらっしゃる。
 でも声をかけると、どうやら保護者の方だったらしい。。。
 何処に先生がいらっしゃるのか????
 さっぱりわからない。
 保護者の方が、教室に案内してくださり
 その後で園長先生がいらしてくださった。
 あっ。。。さっき子供達の傍でニコニコしてらした方だ・・・。
 

 この園長先生。
 お会いして瞬間に物凄いオーラを感じた。
 とっても気持ちのいいオーラ。
 なんだかパステルカラーの甘い香りのしそうな。
 心がほぐされ、とっても暖かい気持ちになった。
  (暫らく幼稚園の話・モンテッソーリの話をした後
   恥ずかしがるチビスケを気遣って再び園庭に行かれた。)


 教室内を見てもそう。
 とても気持ちが優しくなれる空間。
 全ての教具が棚に綺麗に並べてあり
 それらは、木・布・陶器・ガラスのものばかり。
 手作りの物も多いようで
 プラスチック製のものなんて見当たらない。


 驚いた事といえば
 先生が子どもの中心にいるのではない。
 先生は子どもの傍で優しく微笑んでおられる。
 私の幼稚園の常識が崩れた。


 ここでは


   幼稚園の先生=子供達の中心で子供達をリードする


                       ではないのだ。


 チビスケは初め躊躇しながらも
 自分で教具を取り出して遊び始めた。
 とても面白いようで結局2時間は遊び倒していた。


 見学に行ってみて、なんだか不思議な感覚になった。
 ヒメッチが通っていた幼稚園の子供達とここの子供達の違い。
 なんなんだろう。。。
 園庭で楽しく遊ぶ光景。
 何かが違う。
 言葉で表現しにくいのだが・・・
 この幼稚園には、ゆっくり流れる時間 と 暖かい空気 があった。
 そんな感じ・・・。



月1の保護者会に参加してもよいし
いつでも遊びに行っていいとのことだったので
ドップリとこの暖かい世界に親子で浸ってみようと思う。