何も言わずに『待つ・見守る』
子育てで心がけていることの一つ。
それは、 『待つ・見守る』ということ。
私は助言するだけで、あとは子ども自身が気づくまでひたすら待つ。
これを心がけてから、ヒメッチが生き生きした。
『待つ・見守る』ことを心がけたきっかけは
やはり入学当初からのヒメッチのイライラとヒステリー。
彼女のイライラとヒステリーの原因は・・・
私の彼女への愛情表現を怠っていた事と同時に
毎日毎日出される学校の宿題と
公文の宿題とピアノの練習。
帰宅後、どんなに頑張っても
好きな事をして遊ぶ時間が無くなる。
公文とピアノをどちらか辞める事を提案してみた。
でも彼女は絶対辞めたくないと言う。
すでに、大好きだったバレエは
シブシブ辞めちゃってるし・・。
そうしたらどうすればいいか二人で考えた。
彼女は一日がもっと長かったらいいと言ったが・・・。
ほんと私もそう思う時があるもんなぁ〜。
でも一日は24時間って決まってる。
ほな、時間の使い方を変えてみよう!
学校の宿題は帰宅後に
公文とピアノの練習は朝にすると決めた。
それやったら出来そうやと彼女は言う。
そこで彼女の実践が始まる。
帰宅後の学校の宿題・・・
よしよし、ちゃんとできた。
朝のピアノの練習・・・
よしよし、これもバッチリ
朝の公文のプリント・・・
アチャーー(><)
これは時間が無くなった。
公文の宿題が出来ない日が数日続く。
宿題をせずに公文に通う日もしばしば。
でも私は何も言わずに放っておいた。
ヒメッチは再びイライラ・・・。
ヒメッチ 「あーもうっ!どうやったらええかわからへんっ!」
私 「ピアノ上手に弾けるようになったやん。
やっぱりちょっとだけでも毎日続けたら
上手になるし、上手に弾けたら楽しいな。」
ヒメッチ 「うん、楽しい。でも公文できへん。」
私 「ヒメッチは出来るって。時間の使い方考えてみ。」
この次の日から、ヒメッチはいつもより30分早く起きるようになった。
子どもはちゃんと自分で考えて行動できる。
ただ、そのキッカケや方法を知らないだけ。
自転車の乗り方をきちんと教えてやれば乗れるようになり
サイクリングが出来るようになるのと同じようなものなのかも・・・。
『何も言わずに待つ・見守る』ってホントに大変な事。。。
「宿題は?」「早くしなさい!」「何回言ったらわかるの!」
こんなことを言ってる方が親は楽かも。
でもこれじゃあ、いつまで経っても子どもは自立しないし
親もずっと言い続けなきゃならない・・・。
子どもだってそんな事望んでないだろうし・・・。
それだけは避けたいから、今後も『待つ・見守る』体勢でいることにする。
幼児期の間の『待つ・見守る』は
なんだかいじらしくて楽しかった。
でも、小学校に入ってからの『待つ・見守る』は
なんと忍耐の要る事なのか!
ヒメッチのイライラヒステリーのおかげで
とっても良い勉強ができて、『待つ・見守る』忍耐もついてきた気がする。。。
でも、まだまだこれから・・・
始まったばかり。
いつか爆発することの無いよう
母ちゃんも忍耐つけるぞぉーーー!!